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水木しげるロード

水木しげるロード 9。
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閻魔大王 2005年作
幼い頃「うそをつくと閻魔大王に舌を抜かれるぞ。」 と脅されたもの。 閻魔大王は極楽と地獄を行き来できるといわれ、全ての人間の行いを見通している。 だから、どんなにうそのうまい人でも閻魔大王の前では通用しない。 水木しげる先生が幼い頃、のんのんばあに連れられて行った正福寺の本堂には閻魔大王が描かれた地獄絵図があり、たびたび訪れてはこの絵図を通して、霊の世界を想像したという。

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龍 2005年作
中国大陸から渡来した龍神という海の神様。 蛇のような体に四肢を持ち、頭には角、口には長いひげを生やしている。 龍が啼くと雷雲が起こり嵐を呼ぶ。 天に向かって昇天する姿は圧巻で幻獣のシンボル的存在。 海の町ここ境港でも、祭りごとやお神酒を供えたりして、龍を信仰している。

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べとべとさん 2005年作
夜道を歩いていると、誰かに後をつけられているような気がしたことはありませんか?ひたすら歩いているとだんだんドキドキしてくる。 それはべとべとさんのしわざ。 真ん丸い体に三日月形の口、どこか愛嬌のある妖怪だ。ある男が夜道を歩いているとべとべとさんが後をつけてくる。 「べとべとさん、お先にお越し。」 というと「先に行くと暗くて歩けない。」 というので、男は提灯を貸してやった。 翌朝、男の家の前に提灯が返してあったそうだ。 JR境線 大篠津駅の愛称になっている。

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寒戸の婆 2005年作
岩手県遠野地方の寒戸に風の強い日にあらわれる老婆。 この老婆は、もともと寒戸の生まれで娘の時に姿を消し、30年以上たったある日、娘の生家に親戚が集まっているところに突然姿をあらわしたが、すぐに去っていったという。 ボロボロの着物をまとい山姥のような姿だった。 それ以来、ここでは、強い風が吹く日には「寒戸の婆が帰ってきそうな日だなぁ。」 などといった。

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枕返し 2005年作 
寝ている間に出てきて枕を運ぶ。 枕返しがあらわれると、その家の人が病気になったり、事故にあったり、火事になるなどの災いが起こる。 むかしある旅館に泊まった盲人の客が、大金を持っていたことを知った宿の主人に殺された。 盲人は枕返しとなって泊まった部屋に棲みつき、客の枕を返し、災難をもたらしたという。

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いそがし 2005年作 
やたらにあくせくする。 じっとしていると罪悪感を感じ、あくせくしていると妙に安心する。 これは「いそがし」が取り憑いている証拠。 日本人の気質といってしまえばそれまでだが、この妖怪の姿を見ていると一旦、立ち止まってみることも必要なのかも知れない。

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by nobuyasu27 | 2013-10-29 10:00 | 境港編

水木しげるロード

水木しげるロード 8。
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魔女の花子 2005年作
家出中の魔女で小学校に行くための資金稼ぎに旅館で働いている。 かわいくて明るい彼女だが母親が蜘蛛のたたりで蜘蛛人間されているという悲しい事情もある。 河童の三平の友達で三平がピンチのときに助けてくれる頼もしい女の子。 「じゃあ、私に任せてよ。」 と、今日も誰かのもとへ駆けつけている。

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たんころりん 2005年作
柿の実を採らずに放っておくと、柿の木がたんころりんという大入道に化けるという話が宮城県にある。 せっかくなった実を採ってくれず、実をつけた枝は重くなり、種をばら撒くこともできなくなった柿の木は、たんころりんになって町をさまようという。

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岩魚坊主 2005年作
美濃(岐阜県)のある村での話。 当時も堅く禁じられていた、毒を川に流し魚を捕る、毒もみという漁をしようとしていた若者たちがいた。 そこへやって来たひとりの坊主が毒もみをやめるよう説得するが、若者たちは体よくあしらおうと食事を振る舞い、立ち去らせた。 その後、毒もみ漁を始めると人間ほどもある大岩魚が浮かび出たので、村に持ち帰り腹を裂いてみたところ、坊主に振舞った食事がそのまま出てきたという。 自然に対してしたことは、必ずわが身に還ってくるという教訓。

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一つ目小僧 2005年作
額の真ん中に大きな目がひとつ、10歳くらいの子ども妖怪。 暗闇で突然振り向き人を驚かせたりと、いたずら好きだがとくに悪さはしない。 いたずらをたしなめたり、文句をいったりすると必ず「黙っていよ。」 といって消えていく。 絵に描かれるときはかわいらしく表現されるためか、どこか憎めないキャラクターだ。

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算盤小僧 2005年作
丹波の国(京都府西部)にあらわれる音だけの妖怪。 大木の陰からなにやらパチパチチャラチャラと音がするので、回りこんでみたら誰もいない。 また、どこかでパチパチチャラチャラと音が聞こえる。 計算が得意で褒めてほしいのか、算盤の音で人の気を引きたいのかは分からないが、姿をあらわさないのは、きっと恥ずかしがり屋の妖怪なんだろう。

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鬼太郎 1994年作
幽霊族最後の生き残り。 リモコンゲタ・リモコン手・チャンチャンコ・指鉄砲・毛アンテナ・毛針などの武器を使って、悪さをする妖怪を戒めていく。 ゲゲゲの鬼太郎のお話は、悪い妖怪をやっつけるヒーローものではなく、妖怪たちが悪さをする背景に人間のエゴや怠慢があることに気づかせてくれる。 だから水木しげるロードには、お年寄りから小さな子どもまでたくさんの人たちが訪れるのだろう。

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by nobuyasu27 | 2013-10-24 10:00 | 境港編

水木しげるロード

水木しげるロード 7。
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サラリーマン山田 2005年作
あなたの周りにもいそうな、メガネに出っ歯の人間のおじさん。 数々の水木漫画に登場し、名前はその都度違うがこの風貌は不変。 平凡で小心者、控えめな性格の彼だがなぜかいつもひどい目に遭わされる。 水木先生の貸本劇画時代の友人、桜井昌一氏がモデルになっている。

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のっぺらぼう 2012年作

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ひょうとく 2005年作
一般的には「ひょっとこ」のこと。 東北地方のかまどの神の話で、むかしあるところに、お爺さんとお婆さんがおりました。 お爺さんが山へ柴刈りに行ったとき、怪しい穴に柴を詰め込んだところ、穴から美しい女性が出てきた。 お礼にとごちそうを振舞い、お土産にへそばかりいじる子ども持たせた。 家へ帰ってもへそばかりいじっているので、火箸でへそをつついてみると金の小粒が出てきたという。 お爺さんとお婆さんは、お金持ちになりましたとさ。 ごんぼのは。(めでたしめでたしのこと)

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コロボックル 2005年作
アイヌがやって来る前から北海道に棲み、漁や狩をして暮らしている妖精。 アイヌ語で蕗の下に住む人という意味の「コロポックル」は、蕗の葉一枚で隠れてしまうほどの小さな体で、心が優しく、さまざまな知恵を授けてくれるという。 信頼できると思った人の前にだけ姿をあらわすので、コロポックルに会いたい人は日ごろの行いに気をつけなければいけない。

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蟹坊主 2005年作
甲斐の国(山梨県)の寺に坊主の姿をして隠れ棲んでいた、畳二畳敷きもある大蟹。 寺に来る住職を次々と食べ恐れられていた。 ある旅憎がその寺に泊まったとき、蟹坊主が「両足八足大足二足横行自在両眼大差、これなんだ?」と問答をしかけると、旅憎は「かんにん坊、かんにん坊」と答えた。 すると僧の姿は消えた。 寺の裏にある池の水を抜くと、大蟹の姿をした蟹坊主と多数の骸骨があらわれ、旅憎は蟹坊主を成敗した。 ちなみに境港は蟹の水揚げ日本一だって知ってました?   コメントは全て境港市観光ガイドから

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by nobuyasu27 | 2013-10-19 10:00 | 境港編

水木しげるロード 

水木しげるロード 6。
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丸毛 2005年作
毛むくじゃらの体に目と手足がついていて頭のてっぺんに口の、丸くて小さなこの妖怪は、普段は貯金箱のふりをしている。 この貯金箱、お金を入れるときにはおとなしいが、それを取り出そうとすると指を噛んで逃げるらしい。 なかなか目標金額を貯められない人は、丸毛の貯金箱に変えてみたらどうですか?

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だるま 2005年作
このだるま、手足が生えてる。 水木漫画に登場するこのだるまは、縁起が悪いため作らなかった5階建てのビルの4階に事務所を構え、つぎつぎと妖怪を呼び寄せてビルを乗っ取ってしまったという、悪いだるま。 お腹から小さなだるまを出して攻撃するが、この子だるまはだるまの内臓で心臓の子だるまが攻撃されると弱ってしまう。 鬼太郎の戦いで一度は敗れたものの、だるまのことだから、七転び八起きの精神でまたあらわれるだろう。

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金霊 2005年作
金霊が出て行った家は滅び、落ちた家は栄えていくという。 金霊は言って見れば裕福になれるお守りのようなもので、これを大事に保存しておくと良いとする話が多い。

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大元神 2005年作
大元神は荒神とともに、村の守護神として信仰されてきた。 神木に蛇わら(蛇ではなく龍の場合もあるが)を巻きつけた状態で祀られ、開拓祖新(部族の祖先とされる神)だといわれている。 蛇は東方をつかさどり、太陽神ということから稲の豊穣を願ってきた。

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針女 1998年作  
この針女は夜道にあらわれ道行く男性に微笑みかける。 そこで微笑み返したら大変、たちまち釣り針のようなかぎのついた髪に引っかかり連れ去られてしまうといいます。  コメントは全て境港市観光ガイドから

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by nobuyasu27 | 2013-10-14 10:00 | 境港編

水木しげるロード 

水木しげるロード 5。
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シーサー 2012年作

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天井なめ 1996年作
あかなめを知っている人は、天井をなめてきれいにしてくれるお掃除妖怪だと思ったでしょう。 ところが、この天井なめは、天井はなめるのだがきれいにするのではなく、シミをつけるというから厄介。 むかし群馬県で、この天井なめを捕まえてお城の高い天井のクモの巣をなめさせたという話もある。 こんな風に利用するなんて、ときに人間は妖怪より恐ろしい。

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土ころび 1996年作
大きなマリモのような毛むくじゃらの体から、目のようなものがチラリと見える。 中部地方や中国地方の山間部にあらわれる土ころびは別名すべたころびともいわれ、旅人を道に迷わす妖怪として伝えられている。 峠をひとりで歩いていると、後ろからなにか追いかけてくるので走り出すと、先回りして待っている、驚いてその道を避けて通っているうちに道に迷ってしまうという。 こういうと、土ころびが悪いようだが、ただ転がっているだけの妖怪で旅人を守る神だという説もある。

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座敷童子 1996年作
珍しく人間に歓迎される妖怪。 座敷童子がいる家は繁栄し幸運に恵まれるという。 逆に座敷童子がいなくなれば家運が傾くといわれ大切にされてきた。 岩手県の遠野にある小学校では、生徒に交じって遊んでいたという話もある。 ある年齢を過ぎると、その姿を見ることはできないのは大人になるにつれ欲深くなり、純粋に座敷童子と遊べなくなるからだろうか?   コメントは全て境港市観光ガイドから

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雪女 2012年作

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by nobuyasu27 | 2013-10-09 10:00 | 境港編

水木しげるロード

水木しげるロード 4。
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石見の牛鬼 1994年作
島根県石見地方にあらわれる、顔が牛、体は土蜘蛛の姿をした妖怪。むかし、石見の釣り好きの男が夜、浜辺を歩いていると海の中から赤子を抱いた女があらわれ「この子に魚を食べさせてください。」 というので、魚をやるとつぎつぎと魚を食べた。 女が「どうか、お腰のものも食べさせてくさい。」 というので刀をやるとそれも食べてしまった。 赤子を男に抱かせると女は海に消えその途端、牛鬼があらわれ襲いかかろうとしたが、男の家に代々伝わる名刀が飛んできて牛鬼を退治した。

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うわん 1994年作
静かな夜道で突然「うわん」と大声で人を驚かす妖怪。本来は声だけで姿は見えない。 夜道だけでなく、古屋敷でも夜、眠ろうとすると家中にひびく声で「うわん」といってあらわれる。 そんなに大きな声なら、小鬼が走りまわっているといわれる妖怪、「家鳴り」の音はかき消されてしまうだろう。

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油すまし 1994年作
油を盗んだ人間の霊が化けたもの。 すました顔をしているのでこう呼ばれている。 明治のころ、熊本県天草の山道では、油すましが出るといううわさがあった。 おばあさんが孫に「昔このあたりに油すましという妖怪がでたそうな。」 と話していたら、「今でもいるぞ。」 といって、油すましがガサガサと出てきたという。 鬼太郎軍団では村長さん的存在、博識で将棋好き。

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カシャボ 1994年作
紀伊(和歌山県など)の山奥に棲む。 河童が冬になって山奥に入るとカシャボになるといわれている。 6・7歳くらいの坊主頭の子どもの姿をしていて、青い衣を着ている。 頭を振るとガチャガチャと音がする。 河童同様いたずら好きで、つないでいた馬を隠したり、牛によだれをつけて病気にさせるなど牛馬に害を与える妖怪として知られている。 水鳥のような足跡をしていて家の戸口に灰をまいておくと、その足跡でガシャボが来たことがわかる。

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豆狸 1996年作
「かわいい。」 と水木しげるロードの中でもアイドル的な存在。 しかし、よく見るとタヌキが頭から足元にかけて何か背負っている。 これは、自分の睾丸を八畳の広さに伸ばしたもの。 小雨の降る夜に、睾丸を外套代わりにして酒を買いに出かけ、なにか旨い肴はないものかと探している姿なのだ。 「かわいい。」 といって伸ばした手、引っこめたくなりましたか?   コメントは全て境港市観光ガイドから

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by nobuyasu27 | 2013-10-04 10:00 | 境港編