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境港出港 1

境港は鳥取県最小の市ですが、古き昔から日本海に向けての重要な港としての役割を果たしてきた長い歴史を誇る町です。 近郊松江市にある現存天守12城のひとつとされる松江城は、破風を持つ天守閣が千鳥が羽を広げたような形をしている美しい建築美が特徴です。

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サン・プリセス号を見送りに港へ県を上げて来てくれました。 初寄港だそうです。 わたしは日本(横浜)からの乗船ですが、ほぼ半数は外国人(欧米)の乗船客です。 このような歓迎とか見送りは、外国の港ではありません。 感激して、涙を流して喜ぶ外国人を多く見受けました。

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この地方に伝わる伝統ある民芸なのでしょう。

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鳥取県のマスコットキャラクター「トリピー」は、鳥取県の特産品・二十世紀梨をイメージしています。 平成9年に開催された「夢みなと博覧会」のマスコットとして登場して以来、鳥取県の観光マスコットとして活躍しています。 ゆるきゃら花トリピー 1。

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ゆるきゃら花トリピー 2。

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ゆるきゃら花トリピー 3。

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ゆるきゃら花トリピー 4。

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by nobuyasu27 | 2013-11-28 10:00 | 境港編

水木しげるロード 

水木しげるロード 14

今回で水木しげる先生の作品の掲載は終わりです。 次回は境港出港の模様を掲載します。

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傘化け 2005年作
お化けの絵を描いたことのある人は、この傘化けを一度は描いたでしょう。 傘化けは、ばけぞうりと同様、付喪神の一種で長年使われてきたにもかかわらず、粗末に捨てられた器物の霊だといわれている。 今でも、使わなくなった物を捨てるとき針供養や筆供養を行う風習がある。 たたりを恐れてというより、物への感謝の気持ちを忘れないようにするためである。

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がしゃどくろ 1995年作
野原でのたれ死にした人々の恨みから生まれた、骸骨の姿をした妖怪。 ある野宿をした男から目に刺さったタケノコを抜いてもらい供物で供養を受けたことで、恩返しをした話「どくろの恩返し」が日本霊異記にある。 そのことからか、がしゃどくろの像には賽銭が供えられている。

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高女 1995年作
普段は普通の女性で、嫉妬や男性に相手にされなかったりすると怒り、正体を現す妖怪。 下半身を伸ばし2m以上にもなる。 和歌山県では木地師の女房になりすまし子どもや使用人を食べたという高女房と呼ばれる鬼女の伝説がある。 二階の窓から知らない女の人がのぞいていたら、それは高女だぁ~。

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死神 1995年作
「河童の三平」に登場する、お人よしキャラが憎めない死神。 鳥取県西部地震のときには死神の人形だけが壊れ、「死神がひとりで災いを引き受けてくれた」と、地元では守り神として親しまれている。 今では死神グッズがお守りがわりになってしまって、死神としては複雑な心境。

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麒麟獅子と猩猩 2005年作
麒麟獅子はこの世の魔性を祓う神の使者で、むかしから鳥取周辺の人たちに信仰されてきた。 中国においては想像上の動物で獣類の長とされてきた。 横にいるのは猩猩といい、麒麟獅子舞が登場する時のあやし役をする。 1650年に鳥取東照宮を建立した折に始まった麒麟獅子舞は、今でも伝統芸能として見ることができる。

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雷獣 1995年作
6本の手足に3本のしっぽ。 栃木県、長野県に出現するといわれている一見イタチのようなこの妖怪は、雷雨とともに現れ雲に乗って空を飛びまわる。 落雷のとき樹木を裂いたり人に落ちたりするのは、この雷獣のしわざだといわれている。

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ぬらりひよん 1995年作
妖怪の総大将ぬらりひょん。 見た目は商家の大旦那さんのような妖怪らしくない妖怪。 とくに人間に危害は加えないが、夕刻ごろに勝手に人の家に上がりこみ、お茶を飲んだり、きせるを吹かしたりして人が忙しくしているのを尻目にくつろいでいるらしい。 家人は忙しさのため、ぬらりひょんがいることに気づかないことが多い。

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水木しげる先生執筆中 自画像より 2005年作

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by nobuyasu27 | 2013-11-23 17:00 | 境港編

水木しげるロード

水木しげるロード 13
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ばけぞうり 1995年作
物には魂が宿り、物を粗末に扱うとバチが当たるとよく言われたもの。 ばけぞうりは付喪神(九十九年間使われてきた物に魂が宿り百年目に化ける)の一種で、むかし履物を粗末に扱った家の物置の隅に、歌を歌いながら入っていくばけぞうりが毎夜現れたという。 もったいないの精神は忘れずに。

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青女房 1995年作
荒れ果てた古御所に棲む位の高い女官で、ゲジゲシまゆに大きく開けた口、鋭い牙にお歯黒をつけ、手鏡をのぞきこんで化粧をしている。 生霊となって相手にとりつき殺してしまう恐ろしい妖怪。 ブロンズ像の青女房の手鏡には本当の鏡がはめこまれているので要チェック。

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口裂け女 1995年作
「わたしきれい?」と尋ね、「きれい」というと、マスクをはずし耳まで裂けた口を現す妖怪。 ラジオの深夜番組から広まった、口裂け女は都市伝説として有名だが、実は1790年代の江戸(現在の新宿周辺)でも、この口裂け女の伝説が存在した。 都市伝説は、古今東西問わずあるんですね。

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田の神 1995年作
日本全国の田畑にいる妖怪、ではなく神様。 日本人は古来から自然の中に神を感じ、敬ってきました。 豊作を祈り、収穫を喜び、収穫に感謝するお祭りが全国各地にあるのは、形は違っても田の神の存在を感じていたからでしょう。

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あかなめ 1995年作
その名のとおり誰もいない夜に掃除されていない風呂場に現れ、垢をなめる妖怪。 誰ですか、「そんな便利な妖怪がいたら家にも来て欲しい。」 といっているのは?長い舌で垢をなめている姿を想像すると、やっぱりお風呂掃除は自分でしたくなりますね。

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ぬっぺっぽう 1995年作
廃墟のような寺などで物音と死臭がするとそれは、ぬっぺっぽう。 体全体が顔のようだが目鼻ははっきりしていないので呼んでも返事はしない。 目的もなしに徘徊するだけで、とくに悪さはしないが死者の肉の塊といわれる妖怪なのでできれば会いたくないもの。 ブロンズ像は見落としやすい場所にあるので、こちらの方は探して会いに来てね。

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by nobuyasu27 | 2013-11-18 12:00 | 境港編

水木しげるロード

水木しげるロード 12
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輸入道 1995年作
もともと牛車の持ち主が死に、妖怪になったといわれている。 車輪の中央に坊主頭の顔、その周りは炎が燃え上がっている。 日暮れ時に町から山へすごい勢いで駆け上がり、恐ろしさのあまり誰も輪入道を見る者はいなかったという。 ある女がそんな輪入道を見てみたいと物陰から見ていると、人の足をぶら下げて女にこう言った。 「おれを見るより自分の子どもを見ろ。」 輪入道に引き裂かれた子どもの足だった。 好奇心も程々にという教訓である。

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鍛冶媼(かじばば) 1995年作 
刀造りをしている男の妻が、刀の代金を受け取りに行った帰り道にオオカミに食い殺され、その無念からオオカミに取り憑き、通りかかる人々を次々と殺す妖怪になった。 ある侍が退治にいったところ、一頭の白いオオカミが率いる群れに出会い、白いオオカミを斬りつけると群れは去り、それ以来オオカミに襲われる人はいなくなった。

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つるべおとし 1995年作
井戸の桔槹(はねつるべ)が上下する様子と、大木から大きな首が落ちてきてゲラゲラと笑った後、また大木に上がったりするこの妖怪の行動を重ね合わせてこう呼ばれるようになった。 通行人をひっぱり上げて食べるという話もあり、真っ暗な夜道を提灯ひとつで歩かなければならなかった昔の人の闇への恐怖心がうかがえる。
 
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すねこすり 1995年作
とくに何もないところで転びそうになると、それはすねこすりのしわざ。 雨の日によく出るこの妖怪は、犬のようなかわいい姿をしていて、急いでいる時、足の間を通りぬけ、すねをこする。 JR境線の高松町駅の愛称にもなっている。

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山??(やまわろ) 1995年作
水木しげるロードには2種類の山わろがいる。 この山わろは、木曽の深山に棲みエビやカニを獲って食べ、効能は「カニに恵まれる」とある。 体は大きくわらじのサイズはなんと1m。 足跡は発見されたがその姿を見た人はない。 また、山わろを傷つけたり殺したりすると病気になるといわれている。 もう一つの山童(やまわろ)は、道を隔てて斜め向かいにいる。

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大かむろ 1995年作 
別名たんたん坊。 タヌキが化けたものといわれ、夜、物音がして雨戸を開けるとあらわれる巨大な頭だけの妖怪。 人を驚かすだけでとくに危害は加えない。 ブロンズ像で、踏みつぶされそうな人間と比べてみれば、その大きさはメガトン級なのが分かる。

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豆腐小僧 1995年作
その名のとおり、豆腐がのったお盆を持っている妖怪。 見た目も人間の子どものように可愛く、とくに悪さはしないが、そのおいしそうな豆腐を食べてしまうと体にかびが生えるというから気をつけなければならない。

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by nobuyasu27 | 2013-11-13 10:00 | 境港編

水木しげるロード

水木しげるロード 11
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ねこ娘 1995年作
ゲゲゲの鬼太郎では、鬼太郎に密かに思いを寄せるガールフレンド役でおなじみのねこ娘だが、大好物のネズミや魚を見ると、目はつり上がり、牙をむき出して変身する。 跳躍力もねこのように優れ、鋭いつめと牙が武器になる。 水木しげるロードのねこ娘像も、境港のおいしい魚をすごい形相でかぶりついている。

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袖引小僧 1995年作
見るからにいたずら好きそうな男の子の妖怪。 夕暮れに道を歩いていると、袖のあたりを引っぱられたような気配がして、振り向くがだれもいない。 歩き出すとまた、つんつんと引っぱられる。 それは、袖引小僧が傍らについて来てちょっかいを出しているのだ。 こんなことくらいで、他にこれといって悪さはしないので、袖を引っぱられたときは少し遊んでやってもいいかも知れない。 JR境線 三本松口駅の愛称になっている。

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河童 1995年作
河童ほどポピュラーな妖怪はいない。 日本全国に出没し、その土地ならではの体験談がある。 ここ境港の竹内町に棲んでいた川太郎という河童は、大の相撲好きで人間に声をかけては、勝負を挑んできた。 可愛い風貌に似合わず、めっぽう強かったので、相手になった人は川に引きこまれ恐れられるようになった。 川太郎から相撲を取ろうといわれたら、頭を横に振るといい。 まねをした川太郎の頭の皿から水がこぼれ、慌てて川に戻っていくから。

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百目 1995年作
その名のとおり、体中に100個の目玉がついている。 これだけ目があるため、まぶしいからか夜の古寺や廃寺にあらわれる。 人に出会うたび目玉が1個飛び出すというが、こちらの方が驚いて目が飛び出しそうになる。

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小豆(あずき)はかり 1995年作
けなげに小豆をはかる妖怪かと思いきや、持っている小豆を天井にばらまき、家人を追い出してしまうという。 最初はパラパラと遠慮がちにまいているが、しまいには一斗(1升びん10本分)ほどをばらまくというから、たまったものではない。 家人が逃げ出した後は、食事・酒・家さえも小豆はかりのものになってしまうという。

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姑獲鳥(UBUME) 2012年作
境港市観光ガイドにはコメントがありません。
姑獲鳥(UBUME)の言われは。 妊娠したまま、もしくは出産時に死んでしまった女性がこの“うぶめ”になると言われ、下半身を赤くそめた女性の姿で、橋のたもとや、四辻などにその姿を現し、通行人に子供を抱いてくれと懇願する妖怪です。  「念仏を百回唱えている間、この子を抱いてください」 と頼まれた武士が、その子を抱いて唱えるのを待っていると、子供は次第に重くなっていき、武士が必死になって耐えきると、うぶめは 「これで成仏できます」 と言って赤子とともに消えてしまいました。 それ以来この武士は、怪力に恵まれ、それが子孫までずっと続いたという話があります。  世界 妖怪全図鑑より拝借。

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by nobuyasu27 | 2013-11-08 10:30 | 境港編

水木しげるロード

水木しげるロード 10
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異獣 2005年作
背中まで垂れた頭の毛、人間より大きく猿に似た妖怪。 力があり、驚くほど足が速い。 むかし越後の山中で、商品を届けるために大きな荷物を背負った竹助という男が、昼飯の焼き飯を食べていると、異獣があらわれ「焼き飯をくれ。」 というので、やったところ旨そうに食べた。 竹助が「明日、帰りもここを通るからまた焼き飯をやろう。」 というと、異獣は軽々と荷物を持ち、届け先の近くまで運んでくれたという。

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こなき爺 1995年作
砂かけ婆と妖怪アパートの管理人をしているこなき爺は、本来、人を避けるように深山に棲んでいる。 どこからか赤ん坊の声がするので見つけて抱いてみると、抱きついて離れなくなる。 その赤ん坊は50貫(188kgくらい) の重さになるというから、ますます逃げられなくなる。 これが阿波(徳島県)にあらわれるという、こなき爺だ。 JR境線 余子駅の愛称になっている。

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泥田坊 1995年作
農民の父親が荒れた土地を苦労して開拓し、ようやく米が穫れるようになった。 ところが、この息子は酒ばかり飲み、田んぼのことは一切せずにいたものだから人手に渡ってしまい、父親も死んでしまった。 それから、夜な夜なこの田んぼから「田を返せ。田を返せ。」 と泥田坊があらわれるようになった。 JR境線 後藤駅の愛称になっている。

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朱の盆 1995年作
武士が夕暮れに歩いていると、後ろから近づく者がいたので、「この辺りは、妖怪がでるそうで。」 と聞いたところ、「その妖怪はこんな顔?」といって、振り向くと顔一面は朱を塗ったように赤く、口は耳まで裂け、額には1本の角、針のような髪の朱の盆がいたという。 武士は気を失いその後、家に戻り女房にその話をすると、女房は「朱の盆とは、こんな顔?」と言ってさっきと同じ顔を武士に見せた。 あまりに驚いた武士は死んでしまった。 パックをしている女性が振り向くと朱の盆なみに怖い?

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家鳴り 1995年作
夜、眠りにつこうとすると家のどこからかピシッという音が聞こえたことはありませんか?それは、小鬼のような妖怪、家鳴りが家の中を駆けまわっている音。 外国でも、同じような現象でポルターガイストと呼ばれているものがある。 科学的には、家の共鳴や、温度、湿度の変化で家の材木が伸び縮みしたときに発生する音、という説明がつくが、小鬼が走り回っていると思ったほうが楽しく眠りにつけそうだ。

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ぬりかべ 1995年作
鬼太郎がピンチのとき、その大きな体で守ってくれる頼りになる妖怪。 仕事や勉強などで焦っているとき、うまくいかないときに「かべ」を感じたことはありませんか?前に進もうとしても進めず、取り払うこともできない。 それは、ぬりかべのしわざかも知れない。 妖怪は何も外からやってきて、人を驚かしたりするものばかりではなく、自分の中に棲む、弱さや醜さも時として妖怪になるもの。

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by nobuyasu27 | 2013-11-03 10:00 | 境港編