「憲法9条をノーベル平和賞に」 戦争をしない日本を世界に広めましょう。
特集ワイド:続報真相 2人の戦中世代が語る 「憲法が死んだ日」 毎日新聞 2014年07月04日 東京夕刊に掲載された記事。 「憲法が死んだ日」??2014年7月1日を後世の歴史家はそう記述するかもしれない。 安倍晋三首相率いる自民党、そして「平和の党」を掲げる公明党までもが、この国を「戦争のできる国」に変えてしまった。 9条を持つ誇りはどこへ行ったのか? 無念をかみしめつつ、それでも若き同胞たちを戦地で死なせてはならない、と声を振り絞る2人の戦中世代に会った。 ◇国民をたぶらかしている??新潟県加茂市長(元防衛官僚)・小池清彦さん(77)「北越の小京都」といわれる新潟県加茂市。 山あいに広がる小さな町は冬ともなれば、深い雪に閉ざされるが、この季節は緑がまぶしい。 1日夕、元防衛官僚で、一貫して自衛隊の海外派遣に反対してきた市長の小池清彦さん(77)は市長応接室のテレビにクギづけだった。 集団的自衛権の行使容認を閣議決定した安倍首相の記者会見。 私も一緒に見た。 「決断には 批判を伴うが、批判を恐れず、平和への願いを責任ある行動に移してきたことが平和国家日本をつくりあげてきた……」。 首相が力を込めた瞬間だった。 穏やかな市長の顔が険しくなった。 「ほおー、そうですか。ならば、批判させていただきましょう」。 ぎゅっと拳を握った。 なにせ安倍首相宛てに解釈改憲反対の意見書を送ったばかりである。 <生兵法は大怪我(けが)のもと。 しかも集団的自衛権は違憲です。 日本は米軍基地だけでも十分な貢 献をしています。 さらに日本人の血を捧(ささ)げる必要はありません>。 防衛庁(現防衛省)防衛研究所長だった1990年、イラクがクウェートに侵攻し、自衛隊の派遣をめぐって国会が大論戦となるや、日本は世界の警察官になるべきでない、と幹部に説いて回った。 市長に転じてからも、イラク戦争(03年)に自衛隊を出すな、と小泉純一郎首相(当時)に要望書を出したりもした。 だが、安倍政権のなりふりかまわぬ暴走に「国民をたぶらかしている」と、 かつてないほど強い危機感を募らせていた。 5月3日の憲法記念日に加茂市は成人式を開く。 雪の1月はせっかくの晴れ着が台無しになるからとか。 今年の式のDVDを見せてもらった。 250人ほどの新成人に小池さん、こんな言葉を贈った。 「平和憲法があるから朝鮮戦争にも、ベトナム戦争にも派兵されなかったんです。 もし自衛隊員に犠牲者が出れば、自衛隊に入るものはほとんどいなくなる。 徴兵制にするしかない。 みなさん、30歳まで生き られない人が大勢出てきますよ。 あなたも、あなたのフィアンセも。 集団的自衛権を認めてはダメです。 医学は進歩していきますから、みなさんは120歳まで生きられるかもしれない」。 すると、やんちゃそうな羽織はかま姿の新成人から声が飛んだ。「ブラボー!」「うれしかった。 私も市長として彼らを守る責任がある。 首相の唱える積極的平和主義はアメリカの先兵になること。 助けるのが男だろうみたいな。 かつて♪勝ってくるぞと勇ましく……東洋 平和のためならば、なんで命が惜しかろう……そんな軍歌を歌い、若者たちが戦場へ行かされた時代があった。それとどこが違うんです? お粗末な閣議決定とはいえ、一犬虚(いっけんきょ)に吠(ほ)ゆれば万犬実(ばんけんじつ)を伝う、ですよ。 虚偽なのに真実のようになってしまう。 これが段々エスカレートしていくのが恐ろしい」市庁舎の屋上に上がった。 山の向こうは長岡市。 45年8月1日、米軍機によるじゅうたん爆撃で、市街地の8割が焼失、 1470人余りが死亡した。長岡空襲である。 小池さんも焼かれていたかもしれなかった。 「ある日、よく風邪をひくので、母に連れられ、長岡の医者に診てもらいに出かけた。 へんとうを取ることになり、手術を今日するか1カ月後にするか問われ、嫌だから先延ばししたかったんですが、母の言うことに従い、その日に手術して帰ったんです。 ちょうど1カ月後が空襲でした」。 思い詰めたような顔で小池さん、執務室に戻り、安倍首相宛ての2通目の意見書を書くのだった。 次回に続く。 『台湾・基隆編』 台湾は南北に細長い島で、面積は約3.6万平方km(14,400平方マイル)、アジア大陸の南東、太平洋西側の東アジア諸島の間にあります。北は日本の沖縄諸島、南はフィリピン諸島に 隣接しています。アジア各地の航空交通の要所であり、アクセスに大変便利です。 http://nobuyasu.blog72.fc2.com/
by nobuyasu27
| 2014-07-23 15:38
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